バイクの選び方は難しいですよね。特に、多くの情報や選択肢がある中で、どれが自分に合っているのかを見極めるのは容易ではありません。
この記事では、CB1100に関する詳細な情報を提供しています。CB1100はホンダが2010年に発売した空冷DOHC4気筒エンジンを搭載したネイキッドバイクで、空冷エンジンの美しさやエモーショナルな走りを追求するコンセプトのもとに誕生しました。
しかし、CB1100は重すぎると感じる人もいるようです。
その重さがどのような影響をもたらすのか、また、その他の魅力やデメリットについても詳しく解説しています。
記事のポイント
- CB1100の総重量は248kgで、都市部や低速走行時に重さを感じやすい。
- 燃料タンクの容量が14Lと小さく、長距離ツーリングでは頻繁な給油が必要。
- 空冷エンジンの特性上、長距離走行後の低回転時にエンジンのねばりが悪くなることがある。
- シートの厚みが不足しているため、長距離走行後には不快感を感じることがある。
CB1100は重すぎると後悔する人も?その特徴と魅力を解説
- CB1100とは? – モデルの歴史
- 良い口コミ – 満足しているユーザーの声
- 悪い口コミ – 不満を感じるユーザーの声
- デメリット – 重すぎる重量とその影響
- 高騰する中古車市場の現状
- おすすめの年式とその理由
- 初期型と最新モデルの違い
- 最高速とその実力
- カスタムの魅力とおすすめポイント
CB1100とは? – モデルの歴史
CB1100はホンダが2010年に発売した空冷DOHC4気筒エンジンを搭載したネイキッドバイクです。
このバイクは、空冷エンジンの美しさとエモーショナルな走りを追求する開発コンセプトのもと、時代に逆行するように誕生しました。
特に、空冷エンジンの持つ独特の味わいや、シリンダーフィンの造形美など、数値では表現し難い魅力を持っています。
2010年の初期ラインアップでは、アップライトでゆったりとした走りを楽しめるCB1100 TypeⅠと、前傾姿勢でスポーティーな走りを楽しめるCB1100 TypeⅡの2タイプが存在していました。
デビュー時には、空冷4気筒エンジンを新開発したことが大きな話題となりました。
さらに、CB1100は2014年にワイヤースポークホイールや2本出しマフラーを装備した、よりクラシックなイメージのEXが追加されました。
そして、2017年にはアルミスイングアームや18インチから17インチに変更したホイールを持つ、スポーティなイメージのRSがラインナップに加わりました。
このように、CB1100はその歴史の中で数々の進化を遂げてきましたが、その魅力的なデザインや性能は、多くのバイク愛好者から絶大な支持を受け続けています。
良い口コミ – 満足しているユーザーの声
CB1100に関する肯定的なフィードバックが多数寄せられています。
特に、その独特な空冷エンジンによる心地よい音や振動は、多くのライダーから高い評価を受けています。
迷走中のCB1100のカスタムはアンダーカウル装着して90sの峠の小僧仕様みたいな感じに。
リアをショートフェンダーにしてタンクスムージングとスイングアームとホイール交換をすれば完成かな
少し前のアンダーカウル無しのショート管仕様も中々!!
サブコンで燃調いじった結果、この時期は中々調子良い pic.twitter.com/fA8RegpBoa— BB(BEAST)bloodinbloodout (@bbfsf) October 14, 2023
アフツイ修理に出したら、代車がまさかの絶版車CB1100!笑
空冷エンジンも楽しいですね〜
マイルドな乗り味が好みでした! pic.twitter.com/cGu8vd10vD— もとやん (@motoyan_hiro) August 7, 2022
このエンジン特性により、ライダーはより深いドライブ体験を得ることができます。
さらに、ツーリング時の安定した走行性能や、長時間のドライブでも疲れにくいシートの設計も、ユーザーからの賞賛を浴びています。
ホンダの伝統的な品質と、CB1100の独自の特徴が組み合わさり、多くのユーザーからの信頼と満足を獲得しています。
悪い口コミ – 不満を感じるユーザーの声
CB1100は多くのユーザーから高い評価を受けていますが、全てのライダーが満足しているわけではありません。
特に、長距離を走行した後の低回転時のエンジンのねばりが悪く、エンストのリスクが指摘されています。
今日あった出来事😭
1,CB1100エンスト。油圧警告灯が点灯する。
2,路肩に寄せ、キーを一旦オフに。
3,エンジンスタート。油圧警告灯は消える
4,帰宅まで特に問題無く走行。
5,油量に問題は無し(最後のオイル交換は6月末。交換後の走行距離は約3000km)オイル交換するかな・・・ pic.twitter.com/GhUJ8yblzP
— Jun|ツーリングはまったりと。 (@jun_biker) August 28, 2021
空冷エンジンの特性として、このような現象が起こることがあるとの声も。
また、シートの厚みが不足しており、100kmを超えるような長距離走行後にはお尻が痛くなるという意見も。
さらに、タンクの容量に関しても不満の声が挙がっており、満タン時の容量が14Lと少なく、200km?250km程度でガソリンが切れるとの報告も。
これらの点を考慮し、購入を検討する際には試乗を強く推奨する声もありました。
デメリット – 重すぎる重量とその影響
CB1100は総重量が248kgという重量感があり、これが最大のデメリットとして挙げられます。
特に、都市部の狭い道路や渋滞時、低速走行時にはその重さを強く感じることがあり、初心者や身体的に小柄なライダーには取り回しの難しさを感じさせることがある。
また、燃料タンクの容量が14Lと比較的小さいため、一度の給油での航続距離が短く、長距離ツーリングをする際には頻繁な給油が必要となることもデメリットとして挙げられます。
一方、この重さがもたらす安定感は、高速道路や風の強い日などの走行時には大きなアドバンテージとなります。
また、CB1100の空冷エンジンは、その独特の魅力とともに、クラシックなデザインが多くのバイク愛好者から支持を受けており、これらの要素がCB1100の魅力として挙げられます。
高騰する中古車市場の現状
CB1100の中古車市場は、生産終了の影響やその希少性から、特に初期型や限定モデルの価格が急上昇しています。
具体的には、中古車の価格相場は54.9万円から154万円の間で変動し、平均的な取引価格は約86万円となっています。
このような状況は、CB1100が2010年と2011年に小型二輪401cc以上クラスで国内販売台数1位を記録するなど、その人気と実績が背景にあると言えます。
また、カスタムされたモデルも市場に多く出回っており、カスタムの内容や度合いによって価格が大きく変動することも特徴的です。
現在の市場状況を鑑みると、CB1100を所有している方が売却を検討する際は、複数の買取業者に査定を依頼し、最適な取引を目指すことが推奨されます。
おすすめの年式とその理由
CB1100のおすすめの年式は、2015年モデルと2018年モデルです。
2015年モデルでは、燃費の向上や乗り心地の改善が図られたことが特徴として挙げられます。
一方、2018年モデルでは、ETC車載器とグリップヒーターが標準装備となり、さらなる利便性と快適性が追求されました。
これらの年式で行われたマイナーチェンジにより、CB1100の魅力が一層引き立てられています。
初期型と最新モデルの違い
初期型のCB1100は、アップハンドルのTYPE1やローハンドルのTYPE2として知られ、そのシンプルなデザインと空冷エンジンが特徴でした。
2012年モデルからはアップハンドルのみとなり、TYPE1、2の名称は廃止。
2017年モデルではABSが標準化され、現在はCB1100の名称で統一されています。
一方、最新モデルのCB1100は、先進の安全装備を搭載し、デザインもさらに洗練されています。
特に、ホイールやハンドルの選択、トランスミッションの変更など、多くの進化を遂げており、その変遷を通じてCB1100の魅力が際立っています。
最高速とその実力
CB1100の最高速は約220km/hに達します。
この速度は、大型バイクのカテゴリーにおいても一定の実力を示すもので、都市間の移動やツーリング時の高速道路での走行においても、十分なパフォーマンスを発揮します。
特に、CB1100のエンジンは空冷直列4気筒を採用しており、スムーズな加速とともに、独特のエンジン音が魅力となっています。
また、この速度域での安定性やハンドリングの良さも、多くのライダーから評価されています。
安全装備やブレーキ性能も充実しており、高速走行時でも安心感を持って乗ることができます。
カスタムの魅力とおすすめポイント
CB1100は、その独特なデザインと空冷エンジンの組み合わせがカスタムの基盤となっています。
特に、マフラーの音質やシリンダーフィンの造形美など、数値で示すのが難しい独自の魅力がライダーたちに愛されています。
カスタムの際には、バイクの本質的な性能や特性を損なわないよう、高品質なパーツを選択することが重要です。
また、CB1100のカスタムにおいては、フューエルタンクやホイール、マフラーなどの細部にまでこだわりを持ってアプローチすることで、オリジナルの魅力をさらに引き出すことができます。
CB1100を購入して後悔しないために
- 購入前にチェックすべきポイント
- 年式の違いとその影響
- 中古車の価格相場と適正価格
- カスタム車の購入時の注意点
- CB1100の競合モデルとの比較
- 乗り心地と扱いやすさの真実
- 維持費とメンテナンスのコツ
- 重さを感じさせない乗り方のコツ
購入前にチェックすべきポイント
CB1100の購入を検討する際、その性能や安全性を確保するためには、以下のポイントを特に注意深くチェックすることが必要です。
エンジンの状態
エンジンオイルの色や粘度を確認し、変色や異常な臭いがないかをチェック。
また、エンジンの始動時の音やアイドリングの安定性も確認することが重要です。
ブレーキの機能
ブレーキフルードのレベルや色を確認し、適切な状態にあるかをチェック。
また、ブレーキパッドの摩耗具合や、ブレーキディスクの状態も見逃さないようにしましょう。
タイヤの摩耗具合
タイヤの溝の深さを測定し、推奨される摩耗限界を超えていないかを確認。
また、タイヤの側面に亀裂やヒビがないかも重要なチェックポイントです。
これらのポイントをしっかりと確認することで、CB1100の長寿命と安全な走行を確保することができます。
年式の違いとその影響
CB1100は、その発売からの経過年数により、多くの変更と進化を遂げてきました。
2010年に初登場した際、CB1100はアップハンドルのTYPE1とローハンドルのTYPE2という2つのバージョンで提供されました。
しかし、2012年モデルからはアップハンドルのみとなり、TYPE1、2の名称は廃止。
2014年には5速トランスミッションから6速トランスミッションへと変更され、燃費性能や高速走行時の静粛性が向上しました。
これらの年式ごとの変更は、バイクの性能や乗り心地、安全性などに大きな影響を与えています。
そのため、購入を検討する際には、これらの年式による違いを理解し、自分のニーズに合ったモデルを選択することが重要です。
中古車の価格相場と適正価格
CB1100の中古車市場における価格相場は、年式やカスタムの度合い、走行距離などの要因により変動します。
現在の相場は、54.9万円から154万円の範囲で、平均的な取引価格は約86万円となっています。
特に、カスタムされたCB1100は、その内容やクオリティによって価格が大きく上下することがあります。
適正価格を判断するためには、複数の販売店やオンラインの相場情報を参照し、バイクの状態や装備を詳しく確認することが重要です。
適切な情報収集を行うことで、過剰な価格での購入を避けることができ、良質なCB1100を手に入れることが可能となります。
カスタム車の購入時の注意点
カスタム車を購入する際、単に外観やデザインだけで選ぶのではなく、以下の点に特に注意を払うことが求められます。
カスタム内容の確認
カスタムされた部分や変更されたスペックを詳細に確認し、オリジナルの車両との違いを理解することが重要です。
使用パーツの品質
カスタムに使用されているパーツのブランドや品質をチェック。
特に、安価な非純正パーツが使用されている場合、耐久性や性能に問題が生じる可能性があります。
保証の有無
カスタムによってはメーカーの保証が受けられない場合があるため、購入前に保証内容や期間を確認することが必須です。
事故歴の確認
カスタム車は元々の車両が事故車である可能性も考慮し、フロントフォークやフレームにヘコミや接触痕がないかを特に注意深く確認することが推奨されます。
エンジンの状態
エンジンの始動、アイドリングの安定性、吹け上り、異音などのチェックを行い、異常がないかを確認することが必要です。
CB1100の競合モデルとの比較
CB1100は、その独特のクラシカルなスタイリングと空冷4気筒エンジンを持つバイクとして多くのファンに支持されています。
競合モデルとして、カワサキのZ900RSやヤマハのXSR900が存在しますが、それぞれのモデルには独自の特色や魅力があります。
例えば、Z900RSはそのモダンなデザインと力強い加速が特徴的であり、XSR900は3気筒エンジンの独特の鼓動感やアグレッシブなデザインが魅力となっています。
一方、CB1100は重厚なサウンドやトルクフィーリングを楽しむことができるバイクとして位置づけられています。
これらのモデルの中から、自分の好みや用途に合わせて最適なモデルを選択することが重要です。
特に、長時間のツーリングや日常の移動手段として使用する場合、乗り心地や燃費、メンテナンス性などの点も考慮する必要があります。
乗り心地と扱いやすさの真実
CB1100は、その独特な設計と重量感から、高速道路などでの安定した乗り心地を提供します。
特に、長距離のツーリング時には、その安定感がドライバーに安心感を与えます。
一方、このバイクの重量は約252kgとなっており、この重さが低速時や停車時の取り回しの難しさをもたらすことがある。
特に、初心者や軽量バイクからの乗り換えユーザーは、この点を特に意識する必要があります。
しかし、経験を積むことで、この取り回しの難しさも克服できるようになります。
乗り心地や扱いやすさに関しては、個人の好みや経験によって異なるため、実際に試乗して自分の求める特性を確認することが最も効果的です。
維持費とメンテナンスのコツ
CB1100の維持費は、大型バイクの中では標準的な範囲に位置しますが、その価格を維持するためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
特に、オイル交換は約5,000kmごと、ブレーキパッドの交換は20,000kmごとを目安に行うことが推奨されています。
また、エンジンの塗装やクランクケースのメンテナンスにも注意が必要で、特にエンジンの塗装は専門の塗料を使用することで長持ちさせることができます。
これらのメンテナンスを適切に行うことで、CB1100を長く、快適に乗り続けることが可能となります。
重さを感じさせない乗り方のコツ
CB1100は総重量が248kgという重量感がありますが、その重さを感じさせない乗り方のコツとして、以下のポイントが挙げられます。
アクセルの開け方
CB1100のエンジンは最大トルクが91Nm/5,500rpmを発生します。
このトルクを活かすためには、アクセルを急に開けすぎず、一定の速度で開けることが重要です。
クラッチの扱い方
クラッチの繋ぎ方や切り方によって、バイクの動きが大きく変わります。
特に低速時や停車時には、クラッチの微調整が求められます。
体重移動の工夫
バイクの重さを上手く分散させるためには、体重移動を意識的に行うことが重要です。
特にカーブ時には、内側に体重を移動させることで、バイクの安定性を高めることができます。
これらのテクニックを身につけることで、CB1100の重さを感じさせないスムーズな走行を楽しむことができます。
cb1100が重すぎると後悔についての総括
記事のポイントをまとめます。
- CB1100はホンダが2010年に発売した空冷DOHC4気筒エンジンを搭載したネイキッドバイクである
- 空冷エンジンの美しさとエモーショナルな走りを追求するコンセプトで誕生
- 良い口コミでは独特な空冷エンジンによる心地よい音や振動が評価されている
- 悪い口コミでは長距離走行後のエンジンのねばりやシートの厚みが不足している点が指摘されている
- CB1100の総重量は248kgで、都市部の狭い道路や渋滞時に重さを感じることがある
- 中古車市場では初期型や限定モデルの価格が急上昇している
- おすすめの年式は2015年モデルと2018年モデルで、それぞれの年式でのマイナーチェンジが魅力を引き立てている
- 初期型と最新モデルの違いでは、デザインや安全装備の進化が見られる
- 最高速は約200km/hで、高速道路やツーリング時の走行に十分なパフォーマンスを発揮
- カスタムの魅力では、バイクの本質的な性能や特性を損なわないように高品質なパーツの選択が重要である